季節病と言われる「五月病」
2008年04月04日
気象病や季節病ということばをご存知でしょうか?
気象病は、気温の上昇や気圧の変化など、天候の変化が病状の変化に強く結びついている病気を指します。
天気が崩れる前に症状が出やすい喘息や、低気圧で症状が現れる神経痛などが気象病です。
これに対して季節病は、ある一定の季節に症状が現れるものを指します。
春の花粉症や五月病、夏の胃腸炎や赤痢、秋の夏バテや食中毒、冬のインフルエンザなどが季節病といわれています。
五月はさわやかな季節だと思われていますが、実際は気温の差が激しく、暑くなって夏日が続いたかと思うと寒の戻りがやってくる不安定な季節です。
五月病も環境の変化やストレスばかりが原因でなく、このような気候の変化も関係して、心身ともに不調を感じている人もいるかと思われます。
春先の花粉情報や、夏の紫外線予報など気象に関する情報が多く知らされる時代になりました。
2007年4月には、日本気象協会北海道支社が、フェーン現象などでの気温の急上昇により、車の運転や夫婦げんかの発生に対する注意喚起を行い、話題になりました。
また、猛暑日が続くようになり、健康に日常生活を送るうえで、気象情報がかかせなくなったといえるでしょう。
これからの時代、様々な気象情報を活用して、体調を整えて過ごしていく必要があります。
しかし、冷暖房が整い、ストレスなどが多い現代では、季節病は必ずしもその季節だけに出るとは言えなくなりました。
五月病もまた、季節を問わずに現れる症状になって、六月病や九月病ということばも使われるようになっています。
最近では、五月病は一年中見られるとも言われています。
元来、五月病は受験戦争を乗り越え、入学したものの気力が尽き果て次の目標を見失ったり、新しい環境に適応できず、ストレスで心身に不調をきたした大学生に起こる状態を指していました。
しかし、新入社員は、オリエンテーションが終了し、いよいよ本格的な仕事を開始する時に、六月頃症状が現れるので、新五月病、もしくは六月病とも呼ばれます。
高校生以下の学生にもこの症状は見られるようになり、ゴールデン・ウィーク明けだけでなく、夏休みや冬休みなど長期休暇の後などにも見られます。
ストレスの多い現代では五月病は一年中、いつでも誰にでも起こる可能性があります。
五月病や、もはや単なる季節病とは言えないでしょう。
イライラする、不眠、やる気がでない、疲れやすいなどの症状が続くようならば、心も体もゆっくりと休ませるよう心がけてください。
また、子育てが一段落してから起こる、いわゆる空の巣症候群や、ローソクの芯が燃え尽きてしまうように気力を喪失してしまう、燃え尽き症候群も同じような症状が起こります。
こちらも五月病にかかりやすい人と同じように、内向的な人がかかりやすいようです。
適度なストレスは、これを克服することにより、より成長できるのですが、ストレスを溜めすぎると心や体に不調が起こります。
心や体の不調は、我慢しないで治すことを優先することが大切です。
ただし、ストレス解消をアルコールなどに頼ると別の病気を引き起こしてしまうので注意が必要です。
2008年04月04日
カテゴリー:01五月病の症状・原因