五月病の原因
2008年04月04日
春になると、新しい学校・会社にうまく溶け込むことができず、五月病と言われる症状に悩む人が出てきます。
環境の変化やストレスなどの要因によって、新入生や新入社員に見られる五月病。
しかし、誰でも五月病にかかるとは限りません。
ストレスが重く負担になる人もいれば、うまくストレスを切り抜けて過ごしている人もいるからです。
五月病になる原因には、次のようなことが考えられます。
・厳しい受験戦争や就職活動によって希望がかない、その結果、その先に目標を見出せないでいる。
・理想や夢を描いて入学・入社したものの、現実とのギャップが大きく、戸惑いや不安を感じている。
・一人暮らしを始めるなど生活環境が大きく変わり、生活リズムの乱れに心や体がついていけない。
これまで家族に家事をやってもらっていた人は、料理や洗濯、買い物など、しなければならないことの多さに戸惑うと思われます。
自分で家事を行いながら学校や職場へ行くのは、慣れるまでは要領がつかめず、それが大きなストレスになってしまいます。
・新しい人間関係にうまく溶け込めない。
・悩みを自分一人で抱え込んでしまい、ストレスの発散ができない。
・ゴールデン・ウィークなど長期間の休みが入ることによって学校や会社に行く気力がなくなる。
・高校まで規則が多かった生活から、いきなり行動が自由になり、自分で決めなければいけない環境についていけない。
指示に従っていればよかった生活から、自分で考え、決断しなければならない場面が多い生活となり、どう行動すればよいのかわからず戸惑ってしまいます。
また、どのような性格の人が五月病になりやすいのでしょうか。
五月病になりやすいと考えられる性格
・几帳面で、物事をきちんと進めないと気が済まない人。
・真面目に物事を考え、義務感が強い人。
・周囲の人のことを考え、気配りをしながら行動する人。
・心の準備をしないで、新生活をスタートさせ、環境の変化についていけない人。
・新しい環境に慣れようと懸命になるあまり、力が入りすぎてしまう人。
・感情を抑えて、我慢してしまう人。
・内向的で、おとなしい性格の人。
多くの場合は、五月病の症状は一時的なもので、このような性格の人も新しい環境に慣れ、仕事や人間関係がスムーズにいくと、すこしずつ症状は治まってきます。
深呼吸したり、スポーツをしたり、ストレスをうまく発散させることが必要です。
悩みを抱え込まず、家族や友人に聞いてもらうだけでも、気持ちがすっきりします。
また、疲れたと感じたら、休息を充分にとるのも大切です。
無理をせず、ゆっくりと新しい環境に慣れていきましょう。
五月病は、入学や入社に限らず環境の変化で誰もがなる可能性があります。
一時的なことが多いので、新しい環境に慣れ、新たな目標を持つと症状は少しずつ和らいできます。
一人で悩まず、学校や病院などの相談窓口を利用したり、家族や友人に悩みを聞いてもらうと気持ちが楽になります。
症状が長期間で収まらない場合は、大学のカウンセラーや会社の産業医などに相談しましょう。
心配な場合は神経科や心療内科などで一度診察を受けることをお勧めします。
2008年04月04日
カテゴリー:01五月病の症状・原因